BRILLIANT CORNERS-2

本や映画の感想をおもに記録しています。まれにやる気があるときは別のことも書いています。

手記-其の拾肆(仮題)-20171206~20171208-接触-2、あるいはプレッシャー。

2017年12月6日~2017年12月8日。

つい最近、G夫妻のおくさんに、
「Yちゃんはぶっちゃけ『箱入り』なのよ」
とズバリ指摘されちゃった。
(あ、以後 だれかがわたしを名前で呼んだことを
しめすときの呼称は 「Y」でいきます。
追ってこれまでの表記もすべて修正します。)

はずかしいけど そのとおりだ。
気づくのが遅かった(これ いつも言ってるなあ)。

ほんとのところ、
人間というのがどういうものか、わかってなかった。
見ずに すんできてしまってたのだ。
たとえ目のゆき届かないところに
わたしをやらざるをえない状況になっても
ほんとうにわるいものだけは見ないですむようにと、
ゆく手のあちこちに隠された決定的な障害が 
できうるかぎり たんねんに 慎重に 
とりのぞかれてきていたんだとおもう、
わたしがそこを通るまえに。
誰によって? もちろん 親によって、だ。
だから わからないままだった。
しかもわたし自身が 生来救えない鈍感ときている。
これじゃ スタンダールフロベールも 
いったい何になるだろう。

でも、人間の ほんとうの姿、その
すべてとはいわないし極致ともいわない、だが確実に一端を、
わたしは今回のことをとおして、見た・・・
見ることができた、とおもう。
傷ついた、ショックでもあったけど、
見たくなかったのに とは 今はふしぎと おもわない。

そして、わたしが今後 確認していかなくちゃいけないのは、
「それ」を わたし自身もこの心のなかに
持っているはず、ということだ。
いまはたまたま 見せないですんでいる。
でも、状況が変われば、条件がそろえば、
わたしもきっと、変わるんだろう。

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12月6日、
NPO法人 POSSEさんの専任相談員さんとの電話相談。

雇用契約書の給与項目、および勤務時間帯項目に
内容的不備があるらしいこと 相談員さんも同意してくれた。

未払いの残業代を請求していくにあたり、
タイムカードは、自分でコピーをとっていないといけないと
いうことはなく、会社に提出を要求することが可能。
ちなみに タイムカードだけでなく、
オフィスが入っているビルに入退館管理システムが
導入されている場合
その管理システムの入退館データ、
防犯カメラの映像、
また、パソコンのログも 出退勤時刻の証明として 
採用されることがあるという。

パソコンのログか・・・ ぜんぜん考えてなかった。
いろいろな方法があるんだな!すごい!
たしかまえに ぜんぜん関係のないことでだけれど、
ログの取り出しは 簡単にできるっていう話を
聞いたことがある。 
あとで、ためしてみよう。

また、 
上司による 約1か月にわたったつるし上げと叱責、これは
当時のわたしが認識していたよりも ずっと
問題として重大、とのことだった。
先日、初めて窓口に電話したとき、対応してくれたかたも
言っておられたが、
ここでも
「怒鳴る、暴力をふるう、おおきな音を立てるなどの行為は、
職場では、1回だってアウトです。」
と。

「退職後傷病手当金の受給申請をするつもりで、12月28日退職なら、
12月28日は、欠勤してください。退職日を含む 退職前4日は、
欠勤していないと、受給条件を満たさなくなってしまいます。」

・・・そうなんだよな~。
ということは、28日は会社の仕事納めで、忘年会ついでに
わたしの送別会をやろうと 専務がいってくれていたけれど、
行けないな。今後の自分のためには、欠勤しないと。・・・

次週12月11日の午前に 面談をお願いすることにして
電話相談を終えた。

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ちょっと 話が戻るが、

12月4日、
友人のNさんに送ったメッセージ。

「(上司が)みんなの前で怒鳴るのだけ やめてくれれば 
まだ耐えたけど あれは正直傷ついた」

・・・「みんなの前でやるのだけは やめてほしかった」
これにほんとうに自分はこだわっているみたいだ。
メッセージやメールの履歴をたどると、
以後も、何回も何回も、おなじようなことを言っている。

また、
12月5日、
自分にとって かずすくない親友といえるMちゃんにあてては
こんなメッセージを送ってる。
Mちゃんとは 高校以来のつきあいになる。
現在はピアニスト、ピアノの先生になっている。
弱虫でしょうもないわたしは、
彼女の前向きさ、感性のするどさにいつも驚かされ、
また、救われている。

「わたしにとって未来なんてのは 怖いものでしかなく
今回のことで いっそう ほんとに 怖くなったなあ。
けど、もとはといえば、
生きていくことが怖いとばかり思わないで済むようにと
(大学で)勉強することを決めたのだった。だから、
もう一回 生きるんだ、勉強をするんだということを
強く思い直して、立ち上がろうとおもう。
せっかく登ってた山で雪崩にあって
登山口の1500キロくらい手前まで
おしもどされたようなかんじがするけど
(勉強も、人生も)べつにだれかに いつまでにやれとか
言われていることでもないし・・
まずは体を治すところからはじめて、
またやりなおすかな。」

・・・
おまえ・・・
どうしようもないヘタレにしちゃあ それなりに
しおらしいことを 考えているじゃないか。
がんばれっ(^^)!!

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2017年12月8日。
出勤すると、毎週1回の恒例で、
社長(専務の母上)が来ていて、オフィスの掃除を
してくれていた。
わたしは 社長が掃除機を片付けたのをみはからって声をかけ、
今回起こしてしまったさわぎのこと(わたしの母が勝手に社長に
電話をかけたことは言うまでもなく)をわびた。
そして、在職中、および退職後の傷病手当金
申請するつもりだから、事業所記入用の書類に
のちのち 書いてもらうことになるから、
そのときはよろしくと頼んだ。
すると、

「あたし、そういうのよくわからないんだけど、たぶん
傷病手当金の申請はできないとおもうわよ。いちおう
調べてみるけどね」。

・・・。
在職中の傷病手当金のことかな。
欠勤1週間に有給休暇が充当されるから、
申請しても受給できないよ、ということか。
でも、それならそれでべつにいいわけだ。
傷病手当金は給与のうち一定の割合分しか保証されないけど、
有給休暇なら給与全額が支給される。

・・・
「うちは、病気やケガで欠勤しても、そのぶんも
ぜんぶ給与を出してるの。有給をあてずに。
それに、あなたの退職は12月28日、つまり締め後だから、
12月21日~翌年1月20日までの分も、
うちは、満額 給与を払うわよ。
だから、傷病手当金の申請はできないとおもうわ。
あたし、健康保険のこととかよくわからないんだけど、
うちはずっと、全員にそうしてきてるから。
傷病手当金ていうの、よくわからないんだけどね」

・・・?

なにをいっているんだこの奥さんは。
最終日は12月28日だけど
年明け1月20日までの1か月分 全額給与支給???
なぜ? 12月28日で辞めるのに?
どういうことだろう?
締め後に辞めるからというのでも、
それならふつう給与は12月21日から12月28日までの
日割り支給になるんじゃないのかな?

ちょっとわかんないな・・・
あとでよく考えてみよう また頭痛がしてきた

そして同日午後、
年に2回行われる、社長(専務の母上)・専務の父上・社員による
三者面談。
このとき 
「仕事のこと、会社のことでなにか改善してほしいことなどがあれば
忌憚なくきかせてほしい」と 決まって言われるんだけれど、
わーい聞いてくれるんだ!なんて真に受けて 
いっしょうけんめい話しても 疲れるだけで、時間のむだだ。
ほんとうに「聞いてくれるだけ」で、
体制などがなにか変わったためしは
一度もない(^^)
フレックスタイム制の導入か、隔週または月1回でもいいから
土曜休みの導入(わが社は月~土の週6出勤)を
検討してと 何度か真剣に申し入れたことがあったが
あれも まったくだめだったなあ・・・。

先月まで「スタジオ」と化していた会議室で面談が始まった。
通常、社員の呼び出しは社歴順におこなわれる。
わたしはいつも 全員のなかで
まんなかからちょっとうしろあたりの番になるのだが
今回は みんなの面談が終わった一番最後に呼ばれた。
倒れて入院などという 「大問題」をひきおこしたからだろう。

呼び出されてすぐ、
父上がご自分の上着を脱ぎ、
ポケットから携帯電話をとりだして
テーブルの上においた。

そして、わたしに
「このとおり隠しごとなくお互い本音で話そう」とおっしゃり
わたしにも、上着をぬぎ 
携帯電話などを出すよう うながした。

こまった。
というのも 仕事着にしているヨットパーカーのポケットに
PCM録音機能付きのMP3プレイヤーを 入れておいたのだ、
録音スイッチ「ON」の状態で。
ところが、上着をぬぐようにいわれ、
もろとも 別室に持っていかれてしまった。
あらー。
録音ができなくなっちゃったな~。
携帯電話はジーンズのポケットに入れてあり
わたしの携帯は「ガラケー」であるからちいさく目立たない。
いちおうこっちのボイスレコーダもオンにしてあるんだけど
こっちはじつは充電がいまにも切れそうなんだよね!


父上
「このまえは大変でしたね。見たところ
顔色はわるくないようだけれど。
ぼくは面談のとき まず社員の顔色をみるんだけれどね。
きみはもうだいぶいいようで、よかった。」

熱何度あるとおもってんだ 3時間前にはかったら
ふつうに39度超えだったわ 
まあ出社してるわたしもわたしだけど(^^)!

わたし
「はあ、おかげさまで。せんだってはご迷惑をおかけしまして。
それに、わたしの母が社長にたいへんぶしつけな電話を
さしあげてしまったようで。知らなかったとはいえ失礼しました。
あれは 母にきつく申し入れておきましたので。」

「それはいいんだけど。お母さんも心配したからこそ
ああいう行動にでてしまったんだろうから。
それにしても、体調はどうなのですか。」
「われわれとしては、年1回の定期健康診断もちゃんと
みんなに受けてもらっているし、こうして年に2回
面談を行って、会社に直すべきところなどがあれば
遠慮なく言ってくれるようにということを言っています。
けれども、みんな、何もいわずに満足してやってくれていますから。
あなたもそうだとおもっているんだけど。」

社長
「倒れたのは、なんだったの?」

わたし
「医師の診断では、肺炎からくる高熱でひきつけをおこした、
ということです。もっとも、倒れた時点でもう
肺炎は治りかけだったようなのですが。」

社長(わたしの2017年春の定期健診の結果表を取り出し)
「そういえば、あなたは、前回の健診は
とくになんの問題もなかったのね」
「でも、〇〇だけ『半年後に再検査をうけてください』に
なっているけど、・・ちょうどいまごろだけど、受けたの、
再検査。」

わたし
「ああ、いいえ、受けていません。11月が再検査の
時期だということは覚えていましたし、予約も
入れてあったのですが、あのとおりの忙しさで、
キャンセルにつぐキャンセルで・・・」

(社長、話をさえぎるようにお笑いになり)
「再検査と書いてあるのに、受けてないなんて、おかしいわ。
健診の結果を一緒にみたとき、話したわよね、
〇〇のところが 再検査になっているから、
11月になったらちゃんと受けてねって。」

父上
「こちらはちゃんと言ったし、きみもわかっていたのに、
やらなかったんだから、それで体を壊したのでどうこうと
あとで言われても、こちらは困るんだ。」
「息子もいまはだいぶいいけど 
うつをやったことがあるからね、
あれでけっこう線が細いやつなんだよ。
心労があるとまた再発しかねないからね」

わたし
「・・・(無我の境地)。」

父上
「これ(ご自分の奥方、つまり社長)にさっき聞いたとおもうけど、
うちは病気で欠勤した分も全額毎月給与を出すことにしているんだ。」
「それに、あなたは今月締め後に辞めるけど、21日から翌1月20日までの
1か月分、日割りでなく全額 給与を出すからね」
「よそではだいたいこういうときは日割りなんだよ。でも
うちはずっと、全額というふうにしてきてるから」

(つまり、『これだけやってあげるのだから あとで面倒な
訴えなどをゆめゆめ起こしてくれるな』ということですね 父上。)

・・・充電がきれるまでのわずかなあいだに
わたしの携帯電話のボイスレコーダで録音できた分の
会話が上記のとおりだ。
でもまあこれがすべてってかんじだったかもしれない
あとはここまでで言われたことを 何度も何度も
くりかえしておられただけだから。

プレッシャー。
わたしは警戒されているわけだな、会社に。
ということは・・・
彼らは いちおう、わかっているということになる。
自分たちの会社のなにかが
わたしという社員になにかをしてしまった、ということを。

そうなのだ。
わたしはこの会社のなにかに
どうもかなり重大ななにかをされた 
ということのようなのだ。

でもそう冷静に受け止められたのは翌日になってからで、
面談を終えたときのわたしは
あまりにもいろいろなことがショックで
体ががくがくとふるえてしまい、
5分くらい手洗いにとじこもり 
出ていくことができなかったな、正直なところいうと。

やがて仕事を再開し、
所用あって10分ほど外出するため
エレベーターホールに向かった。
ホールのものかげに、
専務と父上が立ち、なにごとかひそひそと話しているのを
見た。

うーん。
やっぱりわたしは 彼らを大いに困らせているんだな。たぶん。

さて。それにしても。
まいったぞ・・・。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

仕事を早めに終え、

同室のデザイナーさんと先輩が
ふたりとも 不在になったのをみはからい、
わたしは
パソコンのログを抽出する作業にトライしはじめた。
この作業には、
Macの場合、プリセットアプリケーション「ターミナル」が必要だ。
あらかじめ調べておいたところによれば、
Windowsでいう「コマンドプロンプト」にあたるこのアプリを使って
決まったコマンドを入力すれば 簡単に
ログがとれるはずなんだけど。

おかしいな・・・ ターミナルがない。

入院しちゃった日の3日くらい前につかってたよね、わたし。
ターミナルがないなんてそんなことあるの?

管理者権限は・・・ ふつうに持っているな。

なぜ?ターミナルがアンインストールされた?
そんなことあるのかな わたしのパソコンなのに。
わたしはぜったいにアンインストールなどしていない、
ないとこまることが多いのだから、ターミナルは。

でも、どこを探してもない・・・
ターミナルみたいなはたらきをしてくれる無料ツールなど
ネット上にいくらも公開されているだろう
それをもらってきてログだけとっちゃえば
べつにあとのことはいいんだけど・・・

しかし ターミナルがない???
いつのまに、なぜ?なくなった?なにが原因で??

わたしはいちおう 
職場でいちばんコンピュータまわりにくわしい先輩に
Macのターミナルがなくなっちゃったんですと相談してみた。
先輩は わたしと同様 
まずファインダでくまなくターミナルを探し
管理者権限の移動の有無をチェックし
やっぱりない、なんだかわからないが
消えたとしかおもえないと。
先輩が、パソコンに対して なにかのまちがいで
施してしまったおかしな設定などを
きれいにしてくれるツールを教えてくれたので、
それを導入してパソコンをスキャンしてみた。
うまくすればこれで ターミナルが顔を出してくれるかもというのだ。
しかし、成功しなかった。ターミナルはやっぱりない。

先輩は、もし、ターミナルをつかう作業がしたいなら
べつに、自分のパソコンでやってあげますけど。
と申し出てくれた。
だが、ログをとるのが目的なのだから
わたしのところでやらねば。

それに、・・・こうなってくると、
もう誰も信用できそうにない。

事情を話すこともできず、
とりあえず大丈夫ですありがとうと
礼をいって、その日は退社した。
定刻で帰らないと とにかく
専務などがやいのやいのと言うからだ。

帰りの電車のなかで いつものように
大学のラジオ講義の録音データを聞いてみたが
まったく耳にはいってこない(^^)

なんという今日だろうか。
なんだかすごく疲れたな。
考えなくてはならないことがおおすぎる。
まず、傷病手当金の申請はできないとおもう、という社長の言葉。
退職日が28日なのに翌1月20日までの1か月分も
全額給与を支給するという謎の発言。
1月なんてとっくに辞めているのになぜ。
それから父上のあの露骨なプレッシャー。
消えたターミナル。

どのことも 自分の手には余るように思える。
すごくこまった・・・。

きょう1日の首尾を
ともかくG夫妻に報告し、相談してみることにした。