BRILLIANT CORNERS-2

本や映画の感想。まれにやる気があるときは別のことも書いています。

お読みくださりありがとうございます

多くのかたが当ブログにお越しくださり
たちどまって読んでくださっていることを
しかと 把握しております。
心より感謝申し上げます。

今まで基本的にまったくなんの内容もない・・・
誰もかなしませないけど 
誰にも求められておらず
誰のことも楽しませない、
みたいな
これはこれである意味 重大な害悪といえそうな
ことしか 書いてこなかった気がします
しかし、
いまは、
「もしかしたら 誰かの役に立つかもしれないこと」
に近いなにかを書くことができている 気がしています。
それが どうもほんとうに稀有な感覚なのですけれど
自分にとり おおきな支えとなっています。
だから 読んでくださってるかたがいるとわかることが
ほんっとうにうれしいです。
見てくれている人がいるんだなあとおもうと
その人と会ったことがなくて知らない人で
顔もみたことがなくても、
そのだれか、そのたったひとりのために
書こうという きもちがわいてきて、
ほんとにつらくてしょうがない記憶と向き合うことも
ひとりでやる場合よりはちょっとだけ 怖さが薄れます。


わたしは正直なところをいうといま、
できればこの世からいますぐ
消えてなくなってしまいたいくらいの
どうしようもなく くさった気持ちで毎日
生きているんですけれども、

書いているときだけ、
蜃気楼かもしれないけど 
ちいさくかわいらしい 
豆電球かなにかみたいな
光がみえるんです。
ちらっとね、ゆらゆらとしたのが。
蜃気楼かもしれないけど。

その光のほうに近づいていって
手をかざしたらあったかいだろうなあとか 夢想することが
できるから 
それがほしくてねえ。 だから 書いてるのかなとおもいます。
蜃気楼でもいいです。なんにもみえないよりは。
あるとおもいたい。
でないととてもじゃないけど耐えられない。

一生かかっても返しきれない負債
負い目、
選ばなかった道、
開けなかった心、
土足でふみにじってしまったもの、
伝えられなかったもの、
受け止めきれなかったもの、
おのれの弱さ、
おのれのおろかさ、
おのれのあさましさ、
おのれの罪深さ、
かなしみ、
きえない傷、
孤独、
よりそうことのかなわないところに行ってしまった心
自分がしてしまったこと
もう戻れないということ

これらすべてを見つめきることが
わたしの仕事であると認識しています
もちろん 笑っている場合でも
泣いている場合でもないでしょう。