BRILLIANT CORNERS-2

本や映画の感想。まれにやる気があるときは別のことも書いています。

思考よりも体が先/映画の感想-「ホワイトハウス・ダウン(2013)」-180203。

わかってても やらないんじゃ、
わかってないのと同じだ。

このところ
気持ちが激しく
落ち込んでしまっていたのは
行動を起こしていないせいも
大きいということに 気づかされた。

やれることは
もう全部やってしまって
動こうにもやりようがない、
という案件もたしかにあるが
ほかの件であれば
探せばやれることは
まだまだたくさんある。
それらは個別案件なんだから 
関係がない。
進まない案件があっても 
ほかのことはやればいいわけだ
気持ちの落ち込みにまかせて
すべて停滞させるのは 
いかにももったいない

わたしのカウンセリングを
担当してくださっている
先生もおっしゃっていた
人は 頭よりも体のほうが 
ほんとは先なんだそうだ。
たとえば 頭では
大丈夫とおもっていても 
体が先に「NO」の反応をしめす場合がある。
頭では自覚がないから
なぜ自分の体が悪くなるのか 
見当もつかなかったりするが
だから、体の訴えには
耳をかたむけなければならない。
逆に 体を動かすことで 
頭も(気持ちも)変わることがある。
じつはこれは先生から聞いたのが
初めてというわけでもない
楽しい気持ちだから
笑顔になるんじゃなくて
笑顔をつくるから
楽しい気持ちになるんです
そんなことを
脳科学者の先生などが 言うのを 
本でもさんざん読んだ。
おなじことのはずだ。

カウンセラーの先生は
頭を(気持ちを)ととのえるためには
まず体をととのえよ、と
最初から、まさしく最初から 
話してくれていた。
なのにわたしは 
それらの価値あるアドバイス
すこしもまともに聞いてなかった。

きょう20年来の友人と
メッセージのやりとりをした
その子はピアノの先生だ
このたび指導者試験の課題として
小論文を提出する必要がある
自分はもとの仕事柄 
微力ながら添削している
友人の小論文を読むうちに
心がずいぶん 
ととのっていくのを感じた
それに彼女が
「悩みすぎると
ドツボにはまるので、
最近は今を生きることに
集中している。
今日やるべきことに集中していると、
すこし気分がラクになる。」
ということを書いてきた
「今に集中した結果、
未来が開けると信じて
がんばろう。なんとかなる!」と。

ああそうだった
やりゃあいいんだ、
どんなことでも、
今日やるべきことを。
って 思い出すことができた。

やるべきこと、
やったほうがいいことは
いくらでもあるのだが
つい 
あとまわし、先送りにし、
現在のわたしは
タスク管理状況がずさんだ。

これはいけない。
積極的に見直して改めていきたい。

直近でおおきなものとしては

・2本 書くべきものがあるから
 1本はあしたじゅう
 もう1本は日曜中に かたちにする。

これを完遂しよう。

あと、
この3日間、本をなんと1冊も読んでない
こんなことがこれまであったろうか。
なまけるのも
たいがいにしないと。


・・・

きょう
テレビで放送されていた。

原題:WHITE HOUSE DOWN  
ローランド・エメリッヒ監督
2013年、米

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movie.walkerplus.com


目もあてられないくらい 
つまんなかった。
古いのだ。
けど 
まずいところばかりでもなかった。

ジェイミー・フォックスはよかった。
かなりめちゃくちゃな映画の、
相当にでたらめな役柄を、
真剣に、誠実に演じてて、
頭が下がった。
チャニング・テイタムも 
いかにも米国の青年てかんじの
ルックスで 見ててたのしかった。
マギー・ジレンホールは
なんだか顔が変わった。
ノーラン監督の
バットマンシリーズのときよりも
本作のほうが すてきだった。
弟のジェイク・ジレンホールは 
どうしているんだろう。
プリズナーズ」はよかった。

ホワイトハウスの動乱に
巻き込まれた主人公の娘が
重要な役回りを演じていた。
大統領に 
「世界の人びとを救うために、
きみひとりを見殺しにするけど、ごめんね」
も同然のことを
言われたにもかかわらず 
気丈にも「わかりました」と答えるシーンと
大統領旗をかかげながら 
ホワイトハウスを駆け出し、
空爆中止を訴えるシーンは
なかなかいいとおもった。
彼女は自分が助かりたいからでなく、
ホワイトハウスに残った大統領と
父を救いたい一心で、そうしたのだ。

これらのシーンはおそらく
つまりアメリカさんは
「こういうのがすき」。
という 勘所なのであり、
それが意外なことに
自分もそんなに
きらいじゃないみたいだった。