BRILLIANT CORNERS-2

本や映画の感想をおもに記録しています。まれにやる気があるときは別のことも書いています。

苦悩/イースタンユース eastern youth-180131。

一生 何者にもなれなくても、
何ひとつ人並みにできなくても、
目的もなく、死ぬまでただ生きていていいと
自分に許すことができたなら、
いくらか気分もマシだろうに。
そんなことって 
いつまでも考えているのは
おかしいんだろうなあ。
でも、どうしようもなく
そんなことを考えてしまう。

・・・

みなさん もうごぞんじだろうが。

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eastern youth吉野寿
「ナニクソ節」
(アルバム『ボトムオブザワールド』収録、2015年)


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eastern youth
「ソンゲントジユウ」
(アルバム『SONGentoJIYU』収録、2017年)

イースタンユース
だいすき~。
ソリッドな音のかんじがねえ。
※ソリッドな、とか それっぽいこと言ってる
自分に 噴飯(^^)
歌詞が妙に文学的で 
めっちゃくちゃに感情的なんだけれど 
それでもどこか品が保たれ、
香気高いのもいいところ。
あと、
ベース 上手!!

最新のアルバムは昨年でた「SONGentoJIYU」。

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ジャケットもカッコイイ

ナンバーガールっていう 
オルタナロックバンドが
10年くらいまえまで あった。
ほんとにかっこよかった。
いまも聴くが、学生時代はとくに
ハマっていた。

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まーナンバーガール
「透明少女」が比較的一般にも
人気あるかなと。
カッコイイ(^^)。

大学の一般教養科目
演劇関連の科目があった。
講師が わりと著名な
若手の舞台役者さんだった。
だからその講義、人気があって、
初回のときには前評判を聞きつけ、
教室が超満員。
わたし、3年次編入といって、
ようは転校1年めだったもんで、
前評判とかなにも知らないから、
シェイクスピアとかチェーホフとか
読めるのかなーくらいのことを
思って 聞きにいってみたら
この大盛況で、ほんとにおどろいた。
人数がスゴイので先生がめんくらって、
生徒数を減らすために、
レポートの回数を増やすとか、
みんながはずかしがるであろう
演技の実技試験をやろうかなとか
言い出したくらいだった。
・・・これは余談だった・・、
その演劇関連の科目の、
初回の講義のときに先生が、
自分はナンバーガールの音楽が
だいすきだとおっしゃった。
それを聞いてわたし、
あ、ナンバーガール
と 共感をおぼえた。
最前列の席にいたので、
講義がおわったときに
先生に声をかけ
ナンバーガールわたしもだいすきです」と
言ってみた
(だからなんだよって話だが)。
そしたら先生がずいぶん喜ばれて
いろいろ話してくださって、
ナンバーガール
イースタンユースとかの
影響を受けてるんだよねーって。

わたしがイースタンユース
知ったきっかけはそれ。
あとでネットで調べたら、
たしかに
向井秀徳さんなんかが、
イースタンユースから
影響を受けたと公言している、 
なんて書いた 記事を見つけて。
正直
ナンバーガールイースタンユース
音楽性が全然ちがうと 
わたしはおもう
向井秀徳さんが
ナンバーガールのあとで結成した
ZAZEN BOYSのほうが、
音楽的にイースタンユースっぽい。
しょせんわたしのいうことなので
本物の ナンバーガール
ZAZEN BOYSや
イースタンユースのファンが
このブログを読んだら、
刺客が20人くらい 
さしむけられるかもしれない(^^)
ま、でも、向井さん本人が 
影響を受けたといっているようだから、
まあ、そうなんだろう。

そんなこんなで
学校帰りにディスクユニオン
イースタンユースのアルバム 
とりあえず3枚くらい買って聴いて 
すみやかにハマった、
そんないきさつ。

イースタンユースの歌詞は
文学的で品があると
さきにのべた。
たぶん相~当~ 本を読んでいる。
吉野寿さんとかが。

たとえばこれは
「夏の日の午後」という曲の、
詞の一部

「神様
あなたは何でも知っていて
心悪しき人を打ち負かすんだろう
でも真夏の太陽は罪を溶かして
見えないが確かに背中にそれを焼き付ける

蝉時雨と午後の光
まだ生きて果てぬ この身なら
罪も悪も我と共に在りて」

・・・・
ちょっとカミュみたい(^^)
いや、山頭火っぽいかな?
谷中安規とか(作家じゃないけど)。

吉野さんが 島尾敏雄太宰治
坂口安吾の愛読者と聞いたこともあり
ますます好きになった。
島尾敏雄で卒論書いたくらい
島尾文学に夢中だったから、
学生のときは。

イースタンユース
歌うことの内容は、
わたしが 
生きていて苦しいとおもうとき、
人生につまずいたときに聴くと、
心にストレートに響く。

つまずいてしまったときに、というと
まるで つまずいてないときが
あるみたいなニュアンスだが
基本いつも つまずいてる。

こう思うことができたなら、
こうやって、自分で自分に 
マルを出すことができたなら。
解放されたい、
こりかたまった自分自身から。
わたしにとって彼らの歌は
なぐさめであると同時に、
苛烈な叱咤の歌。

イースタンユース 
みなさまも ぜひ(^^)