BRILLIANT CORNERS-2

本や映画の感想。まれにやる気があるときは別のことも書いています。

人体の不思議

4ヶ月くらいまえに遭遇した事故の影響で 
うまく声がだせない問題をかかえるようになり 
ずっと治療をうけてきました。 
事故前と まったくおなじにもどれた、という実感は 
ありませんが 
筆談せざるをえなかった時期まで あったことをかんがえると 
よくもまあここまで、というくらい 回復できました。
いまや ほぼ なにも困らず。

心因性の、っていったって まず 
心は目に見えません。
頭にものどにも異状がない場合
便宜上 そういうことにする(心因性とみなす)的な部分も
多々あると推察します。そうなると、治療する側も 
これでほんとにこの患者 声でるようになるかなー、
医学的にまちがったことはしてないけど・・・ 
でるかな でるかな みたいな
ヒヤヒヤするとこがあるんじゃないですかね 
程度の差こそあれ。
すくなくともわたしが医者だったら 
けっこう 内心 気が気じゃないと想像します(^^)
だからその意味でも おおむね双方
「よかったね」という結果となり
(半分よけいなおせわですが)ほっとしたというか。

信用できるお医者さんと訓練士さんで 
わたしも治りたいもんで 自分で言うのもなんですが努力してますから
容態が すみやかに好転してくれたのかなともおもいます。

ただ 
すごくよくなったんですけど
人の体ってのはわからんもので 
なぜか じゃっかん吃音ぎみになってます。
さいしょの1フレーズがすらすらとでてこなくて
冒頭1文字を何回かくりかえす、というのが 
不定期に 発生します。

なにこれ(^^) 

すごくよくしてやるひきかえに 
これだけは残してくぞ みたいな
契約上のトレードオフ的なことなんでしょうか。
(どんな悪魔との契約だ(^^))
万事都合よくは いかないもんですね。何ごとも。
でも考えてみると 基本 
「すらすらと」なんて話せたためしがないのが 
元来の自分だった気もする。

きょう 病院にいったところ 
「ほぼ問題ないともいえるので、気にしなければ、
治療をやめてもかまわない」とのこと
ならば まー もういーか という気持ちに
かたむきはじめました。
以前は ぽーんと 声を張れていたから、
それを できることなら とりもどしたい
(プラス 可能ならこの「どもる」のも解消できれば)
 というだけの話なんですけど
これだけのことなら 今すぐでなくても・・・。
ちょっと考えて 治療はもういいやとか まだ続けるわとか 
意思表示する約束をして きょうの通院をおえました。

心と体の連関と反応は ほんとに複雑怪奇、
考えようによってはおもしろいです。
生まれたときから この体なのに 
われながら ちっとも理解できません。
心のどの部分と体のどの部分とがつながって 
なにがどうなってこうなるのか 
っていうことが 起こりまくります。
たとえば、まったく同じできごとでも 前と今とで 
ちがう反応がでる、ということも ありますし
「自分の体のことは自分がいちばんわかっているよ」
よくきくフレーズですけれど
言えるか そんなこと(^^)!!