BRILLIANT CORNERS-2

観た映画・読んだ本など関心ごとへの感想メインの、なんということのなさすぎる身辺雑記帳です。 少しずつ、いろいろ更新してまいります。 お気が向いたらお読みいただければさいわいです(^O^) ブログのタイトルは、セロニアス・モンクのアルバムから。「すみずみまで光り輝く」というような意味だそうで、なんとなくいいなとおもうもんで。

プチ恩人がたくさんいる。

「世間に忘れられてしまうことを恐れる」
ってことのなにが問題なのかねえ。
恐れてとうぜんじゃない。
それが死ぬってことなんだから 人間にとって。
死ぬのが怖くない人間は 原則いないんだから。

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それはそれとして、
まったくの別件なんですけど、

恩人って、いっぱいいるよなあと 思ったんですわ。
恩人ていうと、
命を救ってもらったとか
困ってたときに大金をぽんと貸してくれたとか
仕事を紹介してくれたとか
のちに結婚相手となる人と引き合わせてくれたとか
なにかそういう おおきな事件と
からんでいなければならないということではなくて
あと、もっといえば、おたがいに名前もしらなくてもべつによくて、

そういうんじゃないけど 
恩人だったな、あの人。って
おもう人っていっぱいいるなと おもったんですよ。

日々を一生懸命消化していくのに
必要な力を いろんな人から
少しずつ もらっているのですね。

親友とか恩師とかね、
そういうおおきなあれの話ではないんです。
親友も恩師ももちろんね、いますけど。
人じゃない場合も。
動物とか物とか音とか。においもか。


たとえばわたしの場合
大学の編入試験のとき、試験会場の階段教室で、
最終試験の合格者発表を待っていたときに、
うしろの席にすわってた受験生の女性とちょっと
話したんですよね。
そのとき、その女性がスーツ姿なのをみて、
「あ、スーツ着てるんですね。わたしもスーツにしとけば
よかったのかなあ」ってわたしが言ったら、
彼女が
「なんでもいいんですよ。でも、スーツって
決めちゃうとラクですよ~」
って。
それがなー。 なんか、その彼女のリアクションが、
すごく きもちを落ち着かせてくれたんですよね。
合格発表、めちゃくちゃ緊張してたので。わたし。
スーツ着てこなかったことを後悔していたとかでは
ないんですよ。
スーツという選択肢があるということすら
自分は考えていなかったし。
会話の内容がどうということではなくて、
あのときの彼女のリアクションというか・・・
彼女の雰囲気というか。
それがわたしをほっとさせてくれたんですよねー。
わたし、その大学に編入できたんですが、
入学後、あの女性には会いませんでした。一度も。
あの口ぶりでは、ほかの大学も受けていたようだったから
ほかの大学にすすんだのかもしれません。
学部がちがったのかもしれないし。
だから名前もわからないし顔ももう覚えてません。
けど「スーツって決めちゃうとラクですよ~」
って 笑ってらしたのはほんとにはっきりおぼえてますわ。
それですごくほっとさせてもらったことをね。

あと、
今の職場の、前の、前に働いていた職場では
たのしいことよりもしんどいことのほうが
ずっとずっと多くて、
毎日 結構 苦しがっていたんですけど
毎朝 ちかくの法律事務所の社員犬が、
わたしが出社するころ、
会社付近を お散歩してたんですよね。
どこかしら気品ただよう、毛足の長い、おおきな犬でした。
あのワンコ、見るのたのしみでした。毎日。
ワンコのお散歩してた男性は、
脳梗塞かなにかをやられたのか、
半身がやや不自由のようにおみうけしたことを覚えてます。
なんか、かわいらしい いいコンビで。
ゆっくりゆっくり歩いてて。
あれ見るのすきだったんだよな。
あのワンコと男性。


前の、前に働いていた職場といえば、
真夏に、会社のまえの歩道で
わたしの目の前で
ハデにすっころんだ少年がいたんです。
あの子もなんかよかった。
キックボードで豪快に転んでて。
意外にも顔とかが無傷で驚きましたが。
わたし、子どもと話すのがあまり上手じゃないんですが、
びっくりして、
とっさに「大丈夫かあ???」って言いながら
彼のところに歩いて行ったんですよね。
少年は、はずかしかったのか、
こんなに思いっきり転倒したという状況に
自分でも驚いていたのか
モジモジしながらわたしをみつめて、
ウン、って大きくうなずいて、
キックボードで走り去っていきました。すぐに。
あれ よかった。
わたし 当時 職場で人間関係に悩んでたというか
よりわかりやすくいうと いじめにあってました。
男の子が いじめ解決してくれたとかいう
わけじゃないんですよ。
でも、なんかね、
あのやりとりよかったな、好きだったなとおもって。


それから、今夜あったことなんですけど
かえりの電車のなかで、すわって本読んでたんですが、
ちかくにいた女学生さんが調子悪くなったので、
席ゆずったんです。
自分は彼女の前に立って 本を読み続けました。
だんだん電車がすいてきて、
女学生さんにゆずった席のとなりが、あいたんですよ。
そしたら、その席の前に立っていた男性が、
ご自分はその席にお座りにならないで、
わたしのヒジをつんつんて つついて、
「ここ・・・。さっき、席ゆずってたでしょう。」
って、わたしに 座るよう促してくれたんです。
にこっと ちょっとお笑いになって。
こんなあたたかいきもちになることって
めったにないですわなあ。


それに、 
毎日通ってる職場の、ビルの管理人さんでしょ。
出社すると、あいさつするんですけど。
管理人室で、いつも宮城谷昌光かなんかの
本読んでるんだよな あの管理人さん(^^)


ヴァイオリンの、やさしいヴィブラート。


メイリオ」のフォントもいいですね。
(オタクがすぎますかね!)
メイリオよくないですか(^^)?
メイリオいいよ〜。なごむわ~。
どこかスキがあるというか
あけっぴろげといか
簡明、明瞭なかんじがいいですね
だから「メイリオ」?
ほんとはもっと 作る本に使いたいと思うんですけどねえ。
いいと思ってるの自分だけかもしんないです(^^)


これらはすべて、
恩とかじゃないかもしれないんですけど、
べつに命のやりとりとか していないんですけど、

日々を生きるうえでの 
救い・・・というと
おおげさではあるが・・・
でも それに近いことが 言いたいんですよ。
わたし。
適切な表現がみあたらないんですが・・・

そういうの いっぱいあるなとおもって。

覚えていてよかったな、覚えておくべきだなとおもってね。

ことさら あらたまって 言うほどのことでも
なかったりするんですよね。
「あのとき あなたのあれに救われた」とかね。
言えればむしろ運がいいくらいのもので、
こっちが勝手に そのできごとを覚えているだけで、
むこうはわたしの名前も知らないし覚えてないし、
二度と会わない間柄で 起こることがほとんどですから。
うまくいえないなあ。
でもそういうのちゃんと覚えていて、
それで少しずつ日々をまた 生きていくんだとね。
おもったりします。

まとまらねえな(^^)