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BRILLIANT CORNERS-2

観た映画・読んだ本など関心ごとへの感想メインの、なんということのなさすぎる身辺雑記帳です。 少しずつ、いろいろ更新してまいります。 お気が向いたらお読みいただければさいわいです(^O^) ブログのタイトルは、セロニアス・モンクのアルバムから。「すみずみまで光り輝く」というような意味だそうで、なんとなくいいなとおもうもんで。

R・シュトラウスの「サロメ」。ブラスフェスタ多摩2017。

9時くらいにおきて何冊か本をよんだ。
そのあとDVDで「サロメ」をみた。
R・シュトラウスのオペラのやつ。
コヴェントガーデン王立歌劇場管弦楽団、ドホナーニ指揮、
リュック・ボンディ演出のを
もっている。
これがいーんだわなー。
サロメの愛情に、
カナーンが、まったく関心がないわけではないかのように
演出しているのが このバージョンの
特徴なんじゃなかろうか。
カナーンが、追いすがってきたサロメを手で押して
追い返したり
ヒザにしがみついてきたサロメの頭を両手でかかえたりする
手つきが、ちょっと、やさしいようにみえる。
サロメの誘いに懊悩しているようにもみえるしなあ。

サロメ役のソプラノのキャサリン・マルフィターノは
オペラ歌手であってダンサーではないのに
「七つのヴェールの踊り」をちゃんと踊っていてえらい。
キャサリン・マルフィターノはこの演奏のとき
たぶん50歳はとうにこえていたとおもう。
なのにそうとはおもえないほど
踊りに迫力があり、自信に満ちてすごくきれいで、ドキドキさせられる。
こういうのがほんとの「セクシー」ってことじゃないかなあ。
最後のほうは、つかれてくるらしく、足あがってないけど(^^)
むりもないとはおもう。しかも10分くらい踊ってそのあと
やすみなく、長い歌をうたうんだよ。
すごいとおもうわ。

衛兵部隊長が自殺するまでの心の動きを
もっとちゃんと描いてほしいような気もする。
何度みても、なんで死んだの、ってかんじがする。
愛しいサロメがヨカナーンにイカレていくのを
これ以上みるくらいなら死にますという
ことだというのは わかるのだが。

ユダヤの祭司たちのところや
ヘロデ・アンティパスの狂いっぷりもとても観ていてたのしい。

オスカー・ワイルド
やっていいことわるいことってのを考えない人だなとおもうけど
それなのにぜったいに品位をそこなわないし、深いよなあ。
新しいよ。いまでも。

歌劇サロメのDVDはほかにもいくつか
図書館の視聴覚サービスなどで観て 比べたこともあったが
もうこのコヴェントガーデンので
観慣れちゃったなあ。
でもほかにもいいのがあったらみてみたいかなあ。


夕方からは、多摩センター駅にある
パルテノン多摩というホールにいき
「ブラスフェスタ多摩2017」という吹奏楽のイベントを
聴いてきた。
(BRASS FESTA多摩 2017
パルテノン多摩、15:00開場、15:30開演)

各高校の吹奏楽部や、一般のユースウィンドアンサンブルなどが
何団体か出演して演奏し
さらにさいごにはそれらのメンバー+公募参加のプレイヤーの
巨大合同バンドの特別演奏がおこなわれた。
この合同バンドに自分の友だちが参加したので
聴きにいってきた。

高校生たちの演奏は とにかく
きらきらしていてとてもよかった。
でもなんだか 自分もおなじ道をとおってきたので
いろいろ ヘンに思い出して 彼らをみていることが
それはそれはめっちゃくちゃに恥ずかしかった。
さいしょのほうとか、ほとんど赤面しどおしで
下をむいて、顔を両手でおおい、目をつぶって聴いてた。
まわりからみたら この人なにやってんだろうという
かんじだったにちがいない。
なんか とにかくはずかしくて(^^)
高校生たちが とてもかがやいていた。

片倉高校の演奏は折り目正しく正統派そのものだった。
決然としつつも 音のしっぽの処理にこまやかに
気を遣っているせいか とてもやわらかい感触の演奏で、
彼らの誠実なきもちとかが伝わってくるかんじだった。
スキでやってんだな、というのが伝わってきた。

永山高校が披露したマーチングも
元気いっぱいでかわいらしかった。
バスーンがマーチングにちゃんと参加してたどころか
むしろほかのどの楽器の子よりも動きがキレッキレだったのは
みていて驚いたしおもしろかった。
あんなに動きまくって クルークがひん曲がらないか
またはリードがぱっきり割れて口の中が血まみれにならないか
はらはらしたけども
意外とそんなことにはまったくならないみたいだった。
わたしは 中学校のときに1回だけ
自分の部活でマーチングをやったので参加したけども、
そのときはバスーンではなく、
臨時で打楽器に入れてもらって、グロッケンを演奏した。
オーボエの子も打楽器に入ってたな。
バスーンがマーチングできるなんておもってなかった。

コンクール全国出場常連校の
淀川工科高校の指導者として有名な丸谷明夫氏が
片倉高校と合同バンドの指揮をしていた。
わたしは丸谷氏におそわったことが
あるわけじゃないからわかんないが、
もし自分が バンドのバスーンの席にいて
丸谷氏の手がける練習に参加したとしたら、
たぶん、たのしいだろうなとおもった。
というのも、プレイヤーたちの表情が
なごやかで、不要なストレスを かかえてないように
みえた。
わたしも片倉高校や合同バンドの演奏をきいていたとき
ちっとも緊張しなかった。
ライブって、聴くだけでも、なんだかイヤに緊張することや、
聴いていてたのしくない、力がはいるなあ、と
感じることがままあるもんだ。
そういうのがなかった。
だから、きっとみんな 練習がたのしかったし、
練習をまたしたいと おもうような練習だったんだろうなと。

ラストの合同バンドは総勢170名だかいたようで、
演奏はものすごい迫力だった。
フォルテやピアノのコントロールはまったくきかないようだった(^^)
ステージの床が抜けないかどうかがいちばん気がかりだった。

若い人たちの熱い演奏がきけてたのしかった。

自分はもう吹奏楽はやんないかもなあ(^^)
とにかく、なんかもう、はずかしかったんだよ。
いろいろおもいだしちゃって。
もうあのようには自分はできないとおもったし。
わたしにとっては吹奏楽は すぎさった青春の歴史なんだわなあ。
それにわたしはバスーンのプレイヤーだからな。
また団体やるとしたら今度はオーケストラかアンサンブルやりたい。