BRILLIANT CORNERS-2

観た映画・読んだ本など関心ごとへの感想メインの、なんということのなさすぎる身辺雑記帳です。 少しずつ、いろいろ更新してまいります。 お気が向いたらお読みいただければさいわいです(^O^) ブログのタイトルは、セロニアス・モンクのアルバムから。「すみずみまで光り輝く」というような意味だそうで、なんとなくいいなとおもうもんで。

「アサシン・クリード ASSASIN'S CREED(2016)」。

先週の日曜日は、「アサシン・クリード」を観た。

アサシン・クリード
(ASSASIN'S CREED  ジャスティン・カーゼル監督、2016年、
英・仏・米・香港)

movie.walkerplus.com

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アサシンクリード」は、心のなかの「中二」の部分が刺激される
すごくたのしい映画だった。
世界を支配する力を秘めた宝物をめぐって、
ふたつの勢力がぶつかり合い、
数百年の時を超えてあれやこれやする
スペクタクルアクションだった。
目新しいとか斬新とかいう部分はなかったかもしれないし、
素人目にみていてもこまかいところに難を感じたとこもあったが、
全体的に作り手のやる気がみなぎってて
重くシリアスな雰囲気がとぎれないのがよかった。
パルクールをつかったバトルシーンも、
見せ方は平凡かなあとはおもったけど、
やってることは超ハイレベルでよかったし、
音楽もすごくおしゃれだった。
なにしろ全体的に雰囲気があってとてもよかったとおもうわ。
キリスト教文化圏に生まれたときからいないことには、
なかなか理解しにくく、「自分に関係ある」ともおもいにくい
ストーリーだとは感じた。
でも日本でもかつて「ダ・ヴィンチ・コード」とかが受けたわけだから、
この映画も、楽しいとおもう人はけっして少なくないだろう。
高く評価されていい映画だったとおもう。

ストーリーはもっともっと複雑なのかとおもったが
案外そうでもなかったなあ。
このくらいならわかるわかる。

マイケル・ファスベンダーはむずかしそうな役をうまく演じてた。
アクションも自分でやってたみたいだし。体のできあがり具合からさっするに。
ルックスの個性が強すぎないから、どんな時代の物語にも、
どんな社会的地位の役柄にもハマれるのだろう。
どっちかというと陰気で不幸せそうな顔だから
ハッピーな男の役はあまりこないのかもしれないけど。
シャーロット・ランプリングがでてておどろいた。
マリオン・コティヤールがでてたことにもおどろいた。
彼女なんででたんだろう(=_=)?
マリオンが演じたソフィアという学者さんが
主人公のご先祖の動きをみて
「イーグル・ジャンプ!」と感嘆するシーンは
なんかちょっと笑ってしまった。


そして、むしかえすようだが、
やっぱ、素人がみても「?」とおもうところは
あちこちにあったように感じた。
たとえば、アニムスだっけ。あの、自分のとおいご先祖の記憶を
実体験することができるというハイテクメカだけれども、
単純に記憶をたどるだけじゃだめだったんだろうか。
べつに体まで動かさなくちゃいけないことはなかったとおもうのだが。
まあそれいっちゃあ おしまいか。

あと、主人公のご先祖は、どうして大事なあの宝物を
他人なんかに託したのかなあとおもった。

それに、主人公のご先祖から宝物を託されたその人が、
ご先祖の記憶の中で、たまたま歴史的に有名な言葉を発したから
あの人物が誰であるかがわかったようなものの、
そんな都合のいいたまたまって、あるかなあ(^^)??とも。

それと、主人公はソフィアとその父の目的地が
どうしてわかったのだろう。
わたしは観衆であり、ソフィアの考えも主人公の考えも
ぜんぶ観ているから、ソフィアがつぎはスペインの
セヴィリア大聖堂に行くつもりなのだということがわかってたし、
そのあとどこで何をしようとしているのかもわかっていた。
でも、主人公はあのとき、アニムスから降りて、
自分の先祖の過去の幻影が
実体化して目の前にあらわれるという謎の体験のまっただなかにおり、
「次はセヴィリア大聖堂に行かなくっちゃ!」という
ソフィアたちのスケジュールなんか 知るよしもなかったとおもう。
なのになんで、ソフィアたちの目的地を さがしあてたのかなあ。
主人公たちが、テンプル騎士団の集まりにやってこられたことの理由も
よくわからなかったし。

また、物語の中心的なところにある宝物
「エデンの果実」ってのはいったいけっきょくのところ
なにをどうやってどういうふうに使うものなのかなとおもう。
なんか緑色の光を発していたけどなあ。
そんなものが天地開闢のときからあったなんて
考えとしてはおかしいし。作れる技術がなかっただろう。
比較的新しい時代にだれかが「エデンの果実」という名前で
ハイテクデバイスを作ったということなんだろうか。
エデンの果実のことはよくわからなさすぎた。

ソフィアとマリアのあいだにはなにか関係があるのかなあ。
みんなだれかしらなにかしらの関係があるみたいだったけど
ソフィアとマリアだけはなんのつながりもないんだろうか。


そんなような疑問はいくつかかんじた。
でも自分がみたものきいたものが全部だったとはもちろんおもってない。
字幕に書ききれない情報が原語で話されていたとしても
わたしにはそれらが聞き取れてなかったとおもうし、
あと、なんでも人気ゲームシリーズの映画化だそうなので、
そのゲームのなかでは、これらの疑問のことも
ちゃんとぜんぶ説明されているのかもしれない。
それにどのみち、こうした疑問はたしかにあっても
だからといってダメな映画だったとはおもってなく
わたしはむしろ積極的にたのしんだ。
だからべつにいいっちゃいいとおもうわ。

じっさい この映画はもう1回くらい見たい。


あと、つぎは、トリプルXをみたい。