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BRILLIANT CORNERS-2

観た映画・読んだ本など関心ごとへの感想メインの、なんということのなさすぎる身辺雑記帳です。 少しずつ、いろいろ更新してまいります。 お気が向いたらお読みいただければさいわいです(^O^) ブログのタイトルは、セロニアス・モンクのアルバムから。「すみずみまで光り輝く」というような意味だそうで、なんとなくいいなとおもうもんで。

なんとか診断的なもの。家計簿は必要か。「夏の終り」。

このまえ、ある実用本を購入した。
人それぞれの性質に合ったストレス解消法をみつけて、
仕事や生活に役立てよう、というものだった。
世の中いろんな人がいるので、
ストレスのたまり方や「どんなことをストレスと感じるか」や
どうやってストレスを解消すれば効果的か、は人それぞれ違う。
だから自分がどんなタイプであるかを確かめて、
そのうえで効果的なストレス解消法をチェックしよう!
という説明には、なるほど、とおもわされた。

せっかく購入したので、読んでみた。
けど、自分の性格傾向とかにかんしてとくに新たな気づきが
あったわけでもなく
思考様式を変えてみるとか 丹田呼吸法がどうとかみたいな・・・
なんか「どこかで前にもいわれたことあるなあ」的な
結論にたどりついただけであった。
なんとも・・・
でもたしかに、「わかっているかどうか」と「実践できるか否か」は
ちがうからな。
やはり、「なーんだ。つまんないの。」で終わるのではなく
実践してみることがだいじかもしれんわな。

ただ、最初のセルフチェックの段階で、おもった。
カテゴリごとにいくつかの質問が用意されていて

すごくそう思う、まあそう思う、あんまりそう思わない、みたいなかんじに
回答していき 共感の強度に応じて点数をつけておいて
いちばん点数が高かったカテゴリが 自分のタイプ、というやつだ。

人間、自分のことそんなに正確にわかっているのかなーと。
自分はこうだとおもっていても、本当はそうでもないのかもしれないし
こうでありたい、こうだということにしておきたいという願望が 
セルフチェックに影響するかもしれないし 
自分のことは自分がいちばんよくわかってる・・・って、
ほんとにほんとなのかなあ。
そうであるが、そうでなくもあるというか。
自己診断て信用できないようにもおもうんだわなー。
でも、信用がまったくできないともおもわない。

話がいったりきたりするが。

わたしは、「過去を引きずりがち」タイプと
「自尊心強め」タイプとに 
だいたい同程度に寄っているようだった。
前者が11点、後者が12点だ。
過去を引きずりがちで自尊心強め。
正解だ。
わたしはだいぶ 遠い過去にかんしていろいろ抱え込んでいる。
生まれるところからやりなおしたいという苦悩にわりと
しょっちゅう のたうちまわっている。
しかし、心のなかの痛みや苦悩を
知識や教育を吸収することによって みずから分析することによって
後天的に解消しようとしてきた。自発的に。何年もそうしてきた。
だから 芯の部分はいまだに 過去にとらわれてしくしく泣いてたり
はたまた泣いてなかったりするが
ガワの部分は 社会活動をちゃんと送れて人とコミュニケーションもでき
仕事もまじめにやり 文化的に生きられる という
それなりの人間として形成されている。
芯の部分が「過去にとらわれキャラ」で
ガワの部分が「わたしちゃんとできてる!ちゃんとしてる!」な
「自尊心強め」キャラだ。
ガワの部分がいつごろ完成されたかいまはもうわからない。
ほんとうにずっとまえからこうだから。子どものときからだ。
ガワは ガワだけれど これもまたほんとうのわたしだ。
分裂しているとはおもわないし 乖離に苦しんでもいない。
芯の部分をつねに見つめ続ける ガワの自分がいる。
このふたつのタイプです、と
コンビニで買ったうっすい自己分析本でも
きちんと答えがでたことは、なかなかおどろきであるし
体感としては、非常に正しい。
正解だ。

正解だ、と
わたしは思うし感じる。
わたしは思うが、それが正解かどうかは・・・。
正解だと わたしが思っていれば正解、といっても、その根拠は
なんなのか?
根拠はなんなのか説明してくれる人がいたとしても
それがぜったい正しいという証拠はない。
かといってまわりの人が「イヤ、君はこうだよ」といっても
それが正しいかどうかもやっぱりわからないしな。
そもそも正しいってなんなんだろうな!とか。
自分の気持ちと他者による客観的評価の一致、ということで
いいんだろうか?
でも 嘘の自分を演じているうちに
自分でもなにがほんとかわからなくなっちゃう
なんてこともあるだろうしな。
どうやってわかるのかね、「自分」てのは。
生まれた瞬間からもう 自分てなんなのか見失うんじゃない?
生まれた瞬間から迷子。
自分はこうだ。・・・・と、思う。たぶん。きっと。
・・・程度としか言いようがないよな。
就職活動のときに学生さんが決まってやるところの
自己分析 っての、あれも、信用できるのか?
占いみたいなもんじゃなかろうか。
何度やってもまったく同じ答えが出るとも おもえないし
自分ってのは、
なんて不確かなのか。
自信なんて 持てるわけないだろ。まったく。



家計簿の話。
一時期、パソコンで家計簿をつけてみていたことがあったが
やめてしまった。
早い話がめんどうだったからだが
のちに、どこかで「家計簿をつけないと、自分がいつも
なににお金使ってる・・とかわからないようじゃ、そもそもダメ」
って 書かれているのを読んで、
そうそう、まったくそのとおりだよ。とおもい
自分の感覚と口座の残高がそんなにずれてなければ
べつにいいんじゃないのかと考えるようになり
いまや まったくつけてない。
わたしの金銭感覚は、ふつうだ。
借金はない。人にお金をかしてもいない。
給料は毎月ちゃんと支払われる。
本ばっかり買ってしまうが借金とかしてまで買わない。
自分がなににどのくらいお金をつかうか知っており
口座の残高も体感的に把握しており 実情とずれてもいない。
口座の残高が毎月劇的に変動するようなこともまずない。
自分にできるかぎりの貯蓄もしている。
てことで、とりあえず今は大丈夫だ。


「夏の終り」の話。
きょう、「夏の終り」という映画をみてみた。

eiga.com


雰囲気出ててよかったんじゃないかな?
満島ひかりさん 小林薫さん 綾野剛さん
3人とも とってもすてきだった。

満島ひかりさんはもうすこし
昔の女性の話しかた 板についててほしかったような気もしたが
たいした問題でもない。

恋をしている人間の傲慢さがすごく ちゃんとでてて
よかったとおもう。
死ぬ気なんかないくせに 死のうっていわれて ええ、って
答えるとことか
ほんとは なーんにも考えていないくせに
「あなたはどんな気持ちでぼくとつきあっているのか」と聞かれて
「憐憫よ!!」なーんて言っちゃうところとか
それっぽくてよかった。
あるだろうな、こういうこと。って思った。

主人公が、不倫を夫に告白してぶたれる回想シーンと
そのときの夫の「女のくせに・・・」という捨てぜりふが
なんともいえずよかった。

主人公と、その恋人の本妻とが
電話で話すシーンもよかった。
あの奥さんの笑い声たまらんな。
負けた!!!ってかんじだ。
この あばずれの泥棒ネコ!なんてキレられるよりも
「主人がいつもお世話になっております」って
あいそよく言われたほうが 負けた!ってかんじする。

年下の元恋人(綾野剛)との復縁が
いまの恋人(小林薫)との関係をふりかえるきっかけになったと
解釈する向きが多いようだが
そうなのかな?
みていたかんじ、あんまりそういう印象は
受けなかったけどな。

でもまあ 感じが出ててよかったんじゃないかな。
回想と現在と現在の幻想とか
ちゃんとわかるようになっていたのもよかった。