BRILLIANT CORNERS-2

本や映画の感想。まれにやる気があるときは別のことも書いています。

タイヤに穴が開いている。

わたしは自分のことを基本的に 
穴があいたタイヤをつけた自転車みたいなもんだと認識している。
ほかのだれよりもわたし自身が わたしにまるで期待してない。
いままでにわたしを見限った人は、少なくない。
その人はけっしてまちがっていないと考えている。

でもその人たちがわたしを見限っても
さしあたりわたしは生きる必要がある。
(・・・ん? ある・・のか??)
そのとき問題になるのが
この「自分は穴があいたタイヤをつけた自転車」感覚だ。
どうあっても心から出ていってくれないこいつに一度とらわれてしまうと
だいぶつらくなって何日も浮上できなくなってしまう。
生きてきて幾度となくそういうことがあった。

でもここ数年はふしぎと その感覚がわいてこない。

しょせん自分なんてそういうやつだからなにやってもだめなんだよな 
というような 徒労感的なものにつぶされることがなく、比較的らくだ。
そういうやつだけどしょうがないだろ!
そういうやつは生きていたらいけないのか! というかんじになる。

たぶん けっこういま たのしいからなんだろうな。
なかでもここ2年間はたのしい。
体はほんと毎日 かんべんしてくれってくらい疲れてんだけど。
心は意外にも元気いっぱいでたのしい。
やだなーとおもうことも やりたくないこともいっぱいあるし
乗り越えられそうにない高さの壁ばっかり たちふさがってきて
きついけど・・・。こいつをどうやって制覇してやろうかと
必死こいて戦うのはたのしい。
あと 自分の力を常時120%以上発揮して戦うせいいっぱいのかんじが
いい。すっごいやだけど。いい。
使いものにならない系であるという烙印がすでにおされているからか
あまりそのことにかんしてモジモジしないですんでいるのもいい。

まわりはおそらくいい迷惑なんだろうが・・・。