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BRILLIANT CORNERS-2

観た映画・読んだ本など関心ごとへの感想メインの、なんということのなさすぎる身辺雑記帳です。 少しずつ、いろいろ更新してまいります。 お気が向いたらお読みいただければさいわいです(^O^) ブログのタイトルは、セロニアス・モンクのアルバムから。「すみずみまで光り輝く」というような意味だそうで、なんとなくいいなとおもうもんで。

「キック・アス Kick-Ass」(2010)

10月2日。
午前中は家で履歴書を買いたり掃除や洗濯をしていた。

すくなくとも自分の年齢の倍の60回くらいは面接をうけないと、
どこにも採用されないだろうという覚悟はしている。

履歴書って、1文字間違えただけでも、
ぜんぶ書き直しだし、書くのがすごく大変だ(-_-;)



文章にふれていられる仕事がしたい、どんな小さな接点でもいい
本を作る仕事がしたい
映画がほんとうに好きだから映画に関わる仕事もいいなと思ったりしている。

わたしは妙に楽観的だな。
楽観視できる要素なんてすこしもないのに(-_-;)







キック・アス」(マシュー・ヴォーン監督、2010年、英・米)を観た。

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eiga.com



ものすごく話題になったことは知っていたが、公開当時は観なかった。

たしかにおもしろかった(^O^)

話が思ったよりもしっかりちゃんと作られていた。
わたしは、
「ヒーローオタクの女の子が変装し、街の悪者にたちむかう痛快アクション」などといったような
その程度の物語しか想像していなかった。

けれど実際にはもっと複雑に入り組んでいたし
女の子(ヒット・ガール)だけでなくもうひとり、主役がいた。
このもうひとりの主役、
バットマンとかスーパーマンのような、
ヒーローに憧れるショボい男子高校生・デイヴくん
通販で買った、かっこわるいジャンプスーツに身を包み
とくに強くもないのに正義感ひとつで街へ飛び出し、
ギャングと大立ち回りをしてみたりする
彼こそタイトルロール、「キックアス」くんだ。


作った人が、相当な映画通なんだろうが、
映画をいろいろ観てるとわかってくる、
いわゆる「あるある!」的な展開を
意図的におちょくっているかんじが、随所で見受けられた(^^)
こちらの予想を次々に裏切って、話をひっかき回してくるので、
すごく楽しかった。


ニコラス・ケイジが出ていてびっくり。


ヒット・ガール役のクロエ・グレース・モレッツちゃんがよかった。
あのコスチュームや髪型が似合っていたし
大人になっていない細い手足がすごくかわいい。
美少女というわけではないとおもうのだが、眼がクルクル動いて魅力的。
なんとも絶妙なチンクシャ。子どもらしくて実にけっこう。

「腐れ○○○○野郎。○○にキスしな」などと、
にくったらしく口をゆがめて言い放つのに笑わされた。


ただ、おもうに
悪者退治とかヒーローとかいう次元を飛び越して
彼女がやっていたことは完全な復讐、殺人、殺戮だった。
笑いをまじえ軽快に、さわやかっぽくしていたが、
その実、重い物語だったとおもう。


お父さんにマシュマロ入りのココアをいれてあげるような
やさしい、少女としての一面の存在
ただの少女としての自分が求めているものはなんなのか
彼女はそういうことを自覚しているみたいだったが、
お父さんが好きだから、お父さんの期待に応えたかったのだろう。

お父さんは、彼女のふつうの女の子としての側面を
あんまり見てあげていないみたいだった。
彼には彼の、復讐することでしか癒せない傷があった。
これが彼なりの娘への接し方であり親子のつながり方だったのだろう。

この親子の間にはまちがいなく、確かな双方向性の信頼と愛情があり、
世間一般のそれとはだいぶ見た目がちがうように見えても
とてもよい親子だった。
わたしはべつにそこを、どうこう言いたいわけじゃない。


でも、もうひとりの主役であるキック・アスくんが、
敵にギッタギタにやられたヒット・ガールの体を、
ふつうの小さな女の子にするように優しくあつかっていたのが
観ていて個人的にぐっときた。

本来、ヒット・ガールちゃんは、このように気遣われ、
守られてしかるべき、ただの小さな女の子なのだ。



なんかよかったね
この映画。

おもしろかった(^O^)
また観たい。




それにしてもこの映画にでてきたような
「すごくダサいわけではないが中途半端にイケてない高校生」とか
「けっして悪くはないがなにかいまいち将来性のない御曹司」とか

ビミョーなキャラクターを、顔でズバリ表現している役者さんを
いったいどうやって見つけてくるんですかね。

こういう、ぴっっったりの役者さんを見つけてくる、
慧眼の担当者さんには、心から敬意を表したい。








夜は友人といっしょにご飯を食べた。

いろいろ話して、すごく元気がでた(^O^)

あしたからまた頑張ろう。