BRILLIANT CORNERS-2

観た映画・読んだ本など関心ごとへの感想メインの、なんということのなさすぎる身辺雑記帳です。 少しずつ、いろいろ更新してまいります。 お気が向いたらお読みいただければさいわいです(^O^) ブログのタイトルは、セロニアス・モンクのアルバムから。「すみずみまで光り輝く」というような意味だそうで、なんとなくいいなとおもうもんで。

「春夏秋冬そして春 Spring Summer Fall Winter and Spring(2003)」。

きのうから仕事でした。

暑すぎますな。

これはいけませんな。

むりですな。

勇気を出して今週いっぱい休みをとってしまえばよかった。







信州みやげに職場に買ってきたりんごサブレみたいなものが
予想以上においしかった。

うすいサブレみたいなものの上に
本物のりんごの薄切り(ドライフルーツ)がのっかってて
とても良い香りだし味もおいしい。









インターネットの映画配信サービスで
春夏秋冬そして春
キム・ギドク監督、2003年、韓国・ドイツ)
というのを観た。

f:id:york8188:20161225182836j:plain



movie.walkerplus.com



わたし個人の好き嫌いでいうと、微妙なとこだが
良いか悪いかでいえば、かなり良く感じた。
ありそうでない映画だったし、
優しい雰囲気の物語のようで、じつはかなり容赦がなかった。


わたしはこの監督さんのを映画ほかには1本も観てないが、
もしかしたらもっとハードでもっと強烈なのを撮っている
監督さんなのかもしれない。
傾向としてはラース・フォン・トリアーみたいな
「え。あ、そこまでやっちゃいますか。そうですか・・」
というところが かすかにトリアー作品と似ていた。

美しいのだが、映画全体から妙な、腐ったような(だがイヤではない)
においがするところが、個性的な映画だった。




湖にうかぶ、小さなお堂でしずかにくらす、
老いたお坊様と、おさないお弟子さん。
(なんなんだろうな。孫なのかな。ふたりの血縁関係はよくわからない。)

幼年期、青年期、壮年から中年へと、ちいさなお弟子さんの成長を
四季折々の美しい映像とともに綴る・・

とか、
そんな、なまやさしいものでは決してなかった。


じっさいにみれば、わかる。


ただ主人公のお弟子さんの顔が変わりすぎだとおもった。
それだけは気になった。
いくら年齢設定によって役者さんを変えたにしても、
顔が違いすぎた。
おもかげがないにもほどがある。

「春」の、小坊主さんのときは
とてもかわいい男の子だった。

「夏」では
がっしりとして背の高い 高校生くらいの男の子に成長。


「秋」のチャプターのところは
香川照之をうんと二枚目にして
アンディ・ラウを小さじ一杯垂らしたようなお顔で、
この青年の成長過程のなかで一番イケメンだった。


「冬」から最後の「春」にかけては
まさか監督自身が演じていた・・・のか?





「冬」のチャプターにあらわれた女性については
「えっ。なんで?どうして?おかしいな」と
映画を観終わってからも理解に苦しんだ。
かんたんなことかもしれなかったのだが、思い込みから抜け出せなくて。
でも、印象深かったところもそうでなかったところも含めて、
映画のいくつかのシーンを何度か頭の中で再生していたら
1時間後くらいに気がついた。
あの人が誰だったかということに。




因果応報や
人間の業について 
なにかを言おうとしてた映画だったことはまちがいない。



たまらないものがあった。
人間って、いったいなんなんだよ??
と思った。