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BRILLIANT CORNERS-2

観た映画・読んだ本など関心ごとへの感想メインの、なんということのなさすぎる身辺雑記帳です。 少しずつ、いろいろ更新してまいります。 お気が向いたらお読みいただければさいわいです(^O^) ブログのタイトルは、セロニアス・モンクのアルバムから。「すみずみまで光り輝く」というような意味だそうで、なんとなくいいなとおもうもんで。

「ツレがうつになりまして。(2011)」。

暑いな。
湿気がつらい。







かつて我が家にとって かかりつけだった、近所の内科クリニックが、閉鎖になってた。
閉鎖になったんだよと、ゴッドハンド先生から聞いたんだけど、
きのう会社の帰りに寄ってみたら、ほんとうに閉まってた。
でも、おなじ建物で、またべつのお医者による内科クリニックが開業されるらしい。
いま、改装工事がおこなわれている。






きのう「ツレがうつになりまして。」という映画を観た。

movie.walkerplus.com



さいしょのところがよかった。

わたしはこの映画のオープニングを、観る前から、
かなり具体的にイメージしており、それは
「ツレ」さんが
「死にたい・・」と奥さんにむかって真顔でつぶやくところから
始まる、というものだった。
原作の「ツレがうつになりまして。」に、そういうエピソードが載っていて、
それが、奥さんが「ツレ」さんの異変にきづいた最初のできごとだったらしいからだ。
これは読んでてかなり印象深かったので、
映画もそこから始まるにちがいないと思ってた。

けどぜんぜん違った(^_^)
でもとてもいいシーンだったとおもう。



映画
まあなんつうか、期待どおり、おもったとおり、感動的だったしおもしろかった。

堺雅人の、なにを考えてるのか、はかりかねる、
いつもちょっと笑っているようなあの顔
わたしはふだんは
「なんかきもちわるい」と思っている。

彼が演じた主人公が二枚目という設定だった「ゴールデンスランバー」でも
この人のどこが二枚目なんだ。とおもっていた。
けど「ツレがうつになりまして。」では
堺雅人のあのかんじがすごくハマっていた。

あの人はポーカーフェイスで万感を表現していた。


宮崎あおいちゃんがかわいかった・・♪


堺雅人宮崎あおいちゃんが、ほんとの夫婦のようにぴったりお似合いだった。



それにしてもきつい病気だ。うつというのは。
たまったもんじゃないな・・



苦しんでいるときや気分がおちこんでいるときの「ツレ」さんの心のなかに
自分も入り込んでその気持ちを同時体験することは、さすがにできるわけがなかったが

でもわかるよ。
落ち込むことは誰にだってあるし、死にたくなるときだって生きてればなくもない。

それは体験したことあるから、理解できるよ。

浮上したくてもできないとなれば、こんなきついことはない。

いつもできてたことが出来なくなるとか
背中や腰が痛くなるとか
そんなことも起こるのか・・

たまんねえな(=_=)






でも ちゃんとお医者のいうことを聞き 薬を飲んで
しっかりぐうたらし のんびり心身を休ませることができたなら
つらいときと つらくないときの波を何度か乗り越えやり過ごした先に
かならず回復の時がみえてくるのだ、ということもわかった。

つらいときの波が非常に大きいので、
一生治らないような暗い気持ちにもなるだろうが、
「いつかかならず楽になるから心配しなくて大丈夫だ」
と、まわりのだれかが
温かく見守って伝えつづけてあげられたら

それは落ちに落ちてるそのときには、とても当人の心に響かないかもしれないが
暗闇のなか 海を渡る舟にとっての
はるかむこうにみえる灯台のあかりのように、
もしかしたらそのメッセージがその人の心の回復にとって
いつか支えになるかもしれない。

あとにならないとわからないことだが。


こんなきっつい病気になったら そりゃだれでもひと思いに、死にたくもなるだろう。
それがこの病気の症状なのだからあたりまえだ。


でもその波を何度かやり過ごせたら、ちゃんと楽になれる時が待っている。

なんとか踏みとどまって
死ぬのだけは、やめときたいものだ。


本人にも、周囲のささえる人たちにも、まったく辛抱がひつような病気みたいだが
でも脳なんてほんとに繊細で複雑なシロモノなのだから
調子が悪くなることくらいあるだろう。

なっちまうもんはしょうがないよな(^_^)