BRILLIANT CORNERS-2

本や映画の感想をおもに記録しています。まれにやる気があるときは別のことも書いています。

映画の感想-「J・エドガー J. Edgar(2011)」「ペントハウス Tower Heist(2011)」-120213。

J・エドガー
原題:J. Edgar
クリント・イーストウッド監督
2011年、米

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共感しようにも、
キャラクターたちが住んでいる世界が、
自分のそれとはちがいすぎて、
むりだったが、
ところどころ胸を打たれた。

いまの感覚で観ていると、
人種差別的なものの考え方にもとづく、
むかつくシーンやセリフがあったりして
いやな気持ちになるのだが、
なんといっても、
「何をしたか」じゃなく
「なぜ、したか」で観ていると
人間て ほんとうにあわれで
おろかな生き物だなあ、と
思うしかないのだった。
エドガー母子を見ていると、
とくにそういうことを感じた。

かなり衝撃的だった。
むりな人には、
最後まで観られないくらいかもしれない。

・・・

ペントハウス
原題:Tower Heist 
ブレット・ラトナー監督
2011年、米

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明確におもしろかった。
悪いやつに奪われたものを、
取り返しにいくという、
わかりやすさがとてもよかった。

「プレシャス」で注目された、
ガボレイ・シディベがでていた。
「プレシャス」は、
社会の最下層にして人生のどん底にいる、
幸うすい女の子の物語だった。
この女の子を
初出演・初主演で演じきったのが、
ガボレイ・シディベ。
その彼女が本作では
観てるこっちまで元気になれるような、
はじけた笑顔をみせていた。

本作の主人公である 
タワーマンションのマネージャーの姿には
心を打たれた。
従業員のことを心からおもっており
自分は仕事を追われても、
従業員たちが 悪い奴から盗まれたものを
奪還して責任をとろうと 奮闘する。
特殊な技能を持つわけでもなく
ふつうの人である彼だが、
長年培った信用や、
知りつくした職場の構造など、
手持ちの「武器」で工夫して、
悪い奴をだしぬこうとする姿は
MI4のイーサンや、
トランスポーターのフランクに
勝るとも劣らない、かっこよさ。

悪者の悪者っぷりも、
ほんとぶんなぐってやろうかとおもうくらい、
見事なものだった。

ラスト5分くらいは、
胸がいっぱいになって、
うれしくなっちゃって
ちょっと泣いた。