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BRILLIANT CORNERS-2

観た映画・読んだ本など関心ごとへの感想メインの、なんということのなさすぎる身辺雑記帳です。 少しずつ、いろいろ更新してまいります。 お気が向いたらお読みいただければさいわいです(^O^) ブログのタイトルは、セロニアス・モンクのアルバムから。「すみずみまで光り輝く」というような意味だそうで、なんとなくいいなとおもうもんで。

「J・エドガー J. Edgar (2011)」。 「ペントハウス Tower Heist (2011)」。

J・エドガー
(原題:J. Edgar クリント・イーストウッド監督、2011年、米)

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ペントハウス
(原題:Tower Heist ブレット・ラトナー監督、2011年、米)

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はしごしてきた。





J・エドガー」は、
共感しようにも、キャラクターたちが住んでいる世界が、
自分のそれとはちがいすぎて、
むりだったが、・・ところどころ胸を打たれた。

いまの感覚で観ていると、人種差別的なものの考え方にもとづく、
むかつくシーンやセリフがあったりして
いやな気持ちになるのだが、
なんといっても、これは「いま」の物語じゃない。

それに、もし「いま」の物語だとしても、
自分がすきな、見たいものだけ見て、感じたいことだけ感じたいと決め込んで
映画を観るなんて行為ほど、ばかげたものはないわけで。

いろいろと、そういうところが、鼻につきはしたのだが、
「何をしたか」じゃなく「なぜ、したか」を思いながら観ていると
やっぱり人間てほんとうにあわれでおろかな生き物だなあ、と感じたりした。

エドガーのお母さんや、エドガーを見ていると、
とくにそういうことを感じた。

かなり衝撃的だった。むりな人には、
最後まで観られないくらい、むりかもしれない。

共感はしにくい。
ある一定の年齢のアメリカンには共感できるのだろうか。

また、すごく地味な映画だ!
クリント・イーストウッド監督であるということと、
レオナルド・ディカプリオが出てるというふれこみがなかったら、
わたしは観ていなかったかもしれない。






ペントハウス」は
明確におもしろかった!
悪いやつに奪われたものを、取り返しにいくという、物語のわかりやすさと、
誰も死んだり血を流したりしないところがとてもよかった。

「プレシャス」で注目された、ガボレイ・シディベという若い黒人の女優さんが、
でていた。
「プレシャス」は、とてもここには書けないような、
社会の最下層にして人生のどん底にいる、
女の子の物語だった。
この幸うすい女の子を、映画初出演・初主演で演じきったのが、
ガボレイ・シディベさんだった。
多くの映画賞をもらっており、感動的な映画だということも聞いていたが、
概要を知るだにあまりにもひどすぎて、わたしは観るのを断念した。

そのガボレイ・シディベさんが、「ペントハウス」では
観てるこっちまで元気になれるような、はじけた笑顔をみせていた。

プレシャスもペントハウスも、当然のことながら架空のストーリーなのだが、
なんとなく、「よかったねえ・・(T_T)」と感慨深かった。


ザ・タワーの、マネージャーの姿にはとても心を打たれた。
従業員たちのことを心からおもっていて、
自分はマネージャーの仕事を追われても、
従業員たちが悪い奴から盗まれたものを奪還して、責任をとろうとがんばっていた。
特殊な技能を持っているわけでもない、ふつうの人である彼だが、
長年培った信用や、知りつくした職場の構造など、
手持ちの「武器」で工夫して、悪い奴をだしぬこうとする姿は
MI4のイーサンや、トランスポーターのフランクに勝るとも劣らない、
かっこよさであった。

悪者の悪者っぷりも、ほんとぶんなぐってやろうかとおもうくらい、
見事なものだった。


ラスト5分くらいは、胸がいっぱいになって、
うれしくなっちゃうかんじで
正直ちょっと泣いた。


おすすめですよペントハウスは。